Vampire Crawlers ステータス解説:Amount、Area、Duration と全数値¶
結論から
Amount は1ポイントごとに投射物 +1。Area はスプラッシュダメージ。Duration は Crawler のトリガー回数。Hand は毎ターンのドロー枚数。上限は Might 1,000%、Amount 50、Growth / Greed 1,000%、Revival 4–5。一時ステータスは戦闘ごとにリセットされ、永続ステータスはランが終わるまで残る。
Vampire Crawlers は大量のステータスを浴びせてくるくせに、説明がひどく下手だ。上限が確認されているのは Might、Amount、Growth、Greed、Revival の5つだけで、しかもゲームはそれをステータス画面に表示しない。もっとも重要な仕組みのいくつか、たとえばどのバフが1回の戦闘を越えて残るのかは、どこにも書かれていない。このページはそれを実数で埋める。
多くのプレイヤーが見落とすこと
ステータスには2種類ある。Temporary(ステータス画面の左側、各戦闘の終了時に消える)と Permanent(右側、ランの終わりまで残る)。バフが「消えた」ように感じたら、それは一時ステータスだったということだ。
ステータス全表¶
PC なら Esc を押す(またはポーズメニューを開く)と、ランの途中いつでも確認できる。Power Ups を選ぶときにも同じ画面が出る。
| ステータス | 実際の働き | 上限 |
|---|---|---|
| HP。ゼロになると死ぬ。Revival が無ければ。 | — | |
| Recovery | 各戦闘の終了時にこの量の HP を回復。 | — |
| Hand | 各ターン開始時に引くカード枚数。 | — |
| Mana | 各ターン開始時に得るマナ。 | — |
| 自分のターン開始時にこの量の Armor を得る。 | — | |
| カードのダメージ +%。30ダメージのカードに +20% Might なら36ダメージ。 | 1,000% | |
| 攻撃カードにスプラッシュを付ける。対象には満額、それ以外には一部。 | — | |
| 1ポイントごとに投射物 +1。30ダメージの単発カードに +2 Amount なら3発、合計90。 | 50 | |
| Crawler の色対応効果の発動回数を増やす(各 Crawler に基礎 Duration があり、この値が上乗せされる)。 | — | |
| Magnet | ドロー効果を大幅に強化する。Attractorb は通常1枚、+1 Magnet で2枚。 | — |
| Revival | 死亡を無効化し、HP 満タンで復帰する。 | 4–5 |
| レアアイテムの確率が上がり、レベルアップの4択提示が増える。 | — | |
| 獲得 XP の倍率。 | 1,000% | |
| 獲得ゴールド +%。 | 1,000% | |
| Reroll | レベルアップ・宝箱の選択を振り直す。 | — |
| Skip | 報酬を捨てて XP を得る。 | — |
| Banish | 報酬を次のランまでプールから除外する。 | — |
| Curse | 敵が強くなるが XP が増える。リスクとリターンの調整弁。 | — |
一時と永続 — ここが分岐点¶
| 一時(戦闘終了まで) | 永続(ラン終了まで) |
|---|---|
| Amount、Might、Recovery、Hand、Duration、Area | Growth、Greed、Luck、Curse、Revivals |
実用的な結論:一時ステータスのカードはこの戦闘に勝つためのもの。永続ステータスのカードは、ラン全体で複利のように効く投資だ。宝箱で選択を迫られたとき、あなたはその交換をしている。
Amount — ゲーム最大のダメージ倍率¶
Amount は投射物を増やすが、計算は線形ではない。極端に前半に寄っている。
- Magic Wand(単発):1 → 2発はダメージ +100%。Duplicator 1枚で火力が倍になる。
- Knife(多対象):4 → 5発はわずか +25%。逓減する。
- Celestial Dusting は Amount 3 で360ダメージから始まる。Duplicator(+1 Amount)を1枚出せば420に跳ね上がる。カード1枚で +60ダメージだ。
だから原則はこうだ。単発カードに Amount を積み、多対象カードには積まない。 Whip のような AoE カードは群れには強いが、ボスには弱いままになる。
Duration — 便利だが、そうでないときもある¶
Duration が影響するのは Crawler(キャラクターカード)だけだ。各 Crawler にはプレイ時の主効果と、対応する色のカードを出したときに発動する副次トリガーがあり、Duration はそのトリガーが何回発動したら Crawler が期限切れでデッキに戻るかを示す。
例:O'Sole はプレイ時に Amount +3、赤カードを出すたび Luck +5%、Duration 4。ここに Duration を積む(Spellbinder なら +2回)と、O'Sole は戦闘中ずっと Luck を生み続ける。
だが逆説的な部分がある。必要なのが O'Sole のAmount ボーナスをもう一度得ることなら、高い Duration はむしろ邪魔だ。O'Sole が場に残り続け、デッキに戻って出し直せなくなる。Duration がバフか罠かは、どの Crawler 効果を何度欲しいかで決まる。
Magnet — デッキを回すエンジン¶
Magnet はドロー効果を伸ばし、Crawler のトリガーと馬鹿げた相乗効果を出す。有名な例は MissingN0 をリードにした場合で、+8 Magnet が付く。彼のトリガーは「赤カードを出したら2枚ドロー」だが、+8 Magnet で赤カード1枚につき10枚ドローになる。デッキ全体が回り出す。
低予算でも機能する。Pugnala のトリガーは「黄カードで1枚ドロー」で、Attractorb(黄)も1枚引く。Pugnala が場の状態で Attractorb を出せば、1 + 1 = 2枚。Magnet は両方に掛かるので、+1 Magnet で4枚になる。
Revival — そして Red Death がそれを気にする理由¶
Revival は Krochi の向こう側にある(Gorton Bell Inn で1,250ゴールド。ラン中に6,666体倒すと解放される)。Revive は死亡時に HP 満タンで復帰させる。Revival の Power Up を1ランク取ると上限4、2ランクで5になる。Tirajisú(Krochi をレベル20にすると解放)はさらにこの値を積む。
なぜ必要か。Red Death はステージ終了時に 333ダメージを叩き込む。ほとんどのビルドには即死だ。Revival はその一撃を耐え、実際に反撃するための手段になる。
どのステータスを優先すべきか¶
上の数字から導ける短縮版:
- Might を早く、何度も。出したすべてのカードに掛かり、上限1,000% まで止まらない。30ダメージのカードは +100% Might で60ダメージになる。
- Hand。毎ターンの枚数が増えればコンボの燃料が増え、コンボが他すべてを伸ばす(コンボガイド)。
- Amount は単発カードだけに。実際のカードリストから計算した限界値はこうだ。Duplicator 1枚で Magic Wand は1発(30ダメージ)から2発(60、+100%)、Knife は4から5(+25%)、Whip は多対象の約8ヒットから約9(+12.5%、群れ全体に分散)。同じカードでも見返りがまるで違う。
- Growth と Greed は中盤に。永続なので、ランが終わるまで1ポイントごとに複利で効く。
- Duration は Crawler エンジンがあるときだけ。トリガー効果に頼らないデッキでは何もしない(キャラクター)。
- Luck は RNG ビルドだけ。「敵をコインに変えることがある」系の効果とレアアイテムの確率にしか効かない。
- Curse は最後。XP は増えるが敵も強い。ビルドが受け止められるようになってから。
出典¶
Area、Hand、Luck、Curse とは(よく聞かれる4つ)¶
Area — 攻撃範囲ではなくスプラッシュ¶
Area は攻撃が「遠くまで届く」ようにはしない。付くのはスプラッシュだ。対象は満額、それ以外は一部のダメージを受ける。だから Area は多対象ステータスで、単体ボス相手のデッキではほぼ無価値、5体以上の部屋では極めて優秀になる。買う順番で下位に置かれているのもそれが理由だ。Might と違って条件付きなのである。
Hand — 毎ターン引く枚数¶
Hand は各ターン開始時に引くカードの枚数で、実質はコンボの燃料だ。枚数が増えれば、昇順の連鎖を伸ばす機会が増える。ベンディングマシンの Bracer は、余った黄カードと引き換えにラン残りすべての +1 Hand をくれる。ゲーム中でも屈指の交換だ(ベンディングマシン)。なお Death Parade でこのステータスは Deal Count に改名された。古いガイドは今も Hand と書いている。
Luck — 上限なし、しかもダメージの話ではない¶
Luck に固定の上限はなく、0 から始まる。レアアイテムの確率を上げ、レベルアップの4択提示を増やす。Luck デッキがいつも欲しいものを引けるように感じるのはそのためだ。Death Parade 以降は Bone、Cherry Bomb、Heaven Sword のバウンド回数も Luck で伸びるので、この3枚にとって Luck は店のステータスではなく、れっきとしたダメージ源になった。
Curse — 取り方と、欲しくなる理由¶
Curse は敵を強くするが、XP の価値も上げる。入手経路は Skull O'Maniac のカード(1枚につき +5% Curse。ベンディングマシンでも Skull O'Maniac をランの +5% Curse に変換できる)と、Curse の Power Up(350ゴールド)。すでにフロアを楽に抜けられるビルドで取ること。ゲーム最速の XP エンジンであり、序盤に取れば最速の死因でもある。